
少しフィルターがあれば、実はストキャスティクスは簡単に扱えます。
反応の早いオシレーターを探している人にもおすすめの内容です。
この記事ではストキャスティクスの使い方と、MT4でですが、簡単な設定も紹介してます。
あなたもこれでストキャス使えるようになりますよ。
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ストキャスティクスとはなんでしょうか?
ストキャスティクスは日本語で「推計統計学」といい、「過去一定期間の最高値と最安値から終値の水準を分析する」オシレーター系のインジケーターです。
相場の過熱感をはかるものなんですが、この説明でわかりますか?

…分かりません(ぴえん)。
ストキャスティクスは2種類ある

ストキャスティクスには「ファーストストキャスティクス」と「スローストキャスティクス」の2種類があります。
「ファーストストキャスティクス」はその名の通り、反応が早いですがだましも多くなります。
「スローストキャスティクス」はその名の通り、反応が遅く細かい動きはある程度除外してくれます。方向がブレにくいってことですね。
ストキャスティクスのエントリーポイント
●ロング
ストキャスティクスの20~30ラインあたりでのストキャスティクスの反転でエントリー
ストキャスティクスの70~80ライン割れか反転して逆クロスでエグジット
●ショート
ストキャスティクスの80~70ラインあたりでのストキャスティクスの反転でエントリー
ストキャスティクスの20~30ライン割れか反転して逆クロスでエグジット

上の画像では75SMA・75EMAの方向にロングで仕掛けています。
ストキャスティクスの設定は「15.3.3」です。
いいところで入れてるのもありますが、変なところでもエントリーしてしまっています。
エグジットが早すぎるかな?
調整が必要ですね。
ストキャスティクスの魔改造チャート

ということでファーストストキャスティクスとスローストキャスティクスの2つのストキャスティクスを重ねてみました。
スローキャスティクスはMAラインだけにして、ストキャスのラインを消しています。
各ストキャスはとりあえず30.6.6になってます。
さらにファーストストキャスティクス9.3.3を重ねてみました。
普段はプラマイゼロでトレンドに乗ると大きくとれる設定です。
ストの数値はもちろんあなた好みで早くしても遅くしてもいいでしょう。
メインチャートのMAはEMA75と、ボリンジャーバンド75SMAの1シグマです。
EMAとボリンジャーバンドは、相場の方向を見るためと、動きの小さいときはエントリーしないためのフィルターをさせています。
+-1シグマ間のpipsで、これ以下はトレードしないルールがあるといいです。
できるだけ+-1シグマ間でエントリーすることを心がけると、いいトレードになりやすいです。
これもあなたが検証をして決めてください。
これで大きな波の中の小さな動きを狙えますね。
・・このようにどんどん工夫をしていくといいですよ。
2本のMAに傾きがあること
+-1シグマに十分に開きがあること
トレンドの逆方向にファーストストキャスティクス9.3.3が振れてから、トレンド側に反転するところでエントリー
エントリー時にできたら+-1シグマ内が望ましい
エントリーして、とりあえず一度はプラスになっているかな?
まあまあのところでエントリーできているようですね。
こんな感じでカンタンに手法は出来てしまいます。




まず大事なのは「MAに傾きがあること」です。
それがないとかなり不利になります。
ストキャスでなくても、トレンドが出ていればオシレーターなら何でもいい感じにサインを出してくれるはずですよ。
ストキャスティクスのエグジットの工夫
ストキャスティクスのエグジットは、エントリー後のストキャスティクスの反転と行き過ぎからの反転です。
ちょっと早すぎるエグジットを示すときもありますから、まだいけそうと判断するなら、ある程度ホールドもアリです。
例えば8SMAを割るまでホールドするとかもいいですし、
エリオット波動や目標値がわかればある程度安心して、ポジションをホールドできます。
一つ上のチャートの同じストキャスで判断してもいいですし。
エリオット波動のくわしい解説はこちらです。

ネットでは「ダイバージェンス」「ヒドゥンダイバージェンス」などが、某トレーダーさんが推すこともあって、すごいともてはやされています。
あんなのは数値をいじればいくらでも出てきます。
私はあまり気にしていないです。
そんなものより、エリオット波動やダウ理論のほうが大事です。
ダウ理論のくわしい解説はこちらです。
ストキャスティクスの使い方まとめ
オシレーターで人気のストキャスティクスについて解説しました。
けっこう反応も早いので使いやすいです。
- 大きめの移動平均線の向きに従う
- ボリンジャーバンドの形や幅で小さな動きを除外する
- エントリーは短期ストキャスが逆側に振れてからにする
などのフィルターをかけてあげればうまくいきやすいです。
あなたももしストキャスが気に入ったら、使ってみてくださいね。

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某トレーダーも推しているストキャスティクス、うまく使えないです。。