
MT4やMT5にも標準でインジケーターが入っています。
ネット上では、一目均衡表は奥深く理解できているのは、「世界でもごくわずかの一子相伝のもののみ」なんて話もありました。
私も一時期一目均衡表にはまりましたが、あなたは使いこなせていますか?
この記事を読めば一目均衡表の使い方がわかります。

一目研究者には怒られますが、私がいじくりまわした結果ものせています。
FXでまだ勝てていないなら参考にしてみてください。
・・・さて記事本文にいってみましょう。
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一目均衡表とは何でしょうか?

一目均衡表は、1936年に都新聞の商況部部長を務めていた細田悟一氏が発表した、純国産のテクニカル指標です。
当時、一目仙人というペンネームで活動していた細田氏は、約2,000人のスタッフと相場の流れを研究し続け、7年かけて一目均衡表を生み出しました。
一目均衡表をチャートに表示させてみました。
パッと見て「ごちゃごちゃ」してませんか?
いちおう各ラインにはいろんな意味が込められて設定されています。
9.26.52の数値以外にも、たくさんの重要数値があります。
「日足専用」とかも言われていますが、そんなの関係ないです。
もちろんこんなに遅いものが、短期でトレードするスキャルピングに使えるはずがありません。
FXで勝つこと と 一目均衡表を心底理解すること はイコールではありません。
一目均衡表の深―い理解は専門の研究者さんに任せて、私たちは勝てるためにどうするか?考えることが大事です。
その辺を間違えると、一気に時間をムダに使ってしまうので、気をつけましょう。
一目均衡表の最強のサイン「三役好転」「三役逆転」
転換線が基準線より上
プライスが雲より上
遅行線が過去の相場より上


一目均衡表の最強サインといわれる三役好転・逆転は、そのあとトレンドになってくれれば、サインが出るのが遅いけどいいエントリーサインです。
でもこれもレンジで出ると、天井ロング&底ショートです。
エリオット波動第3波のように、トレンドになる確信があるときだけ採用するといいでしょう。
エリオット波動の記事はこちらです。
一目均衡表の4つの各パーツ 雲

一目均衡表の雲だけ出してみました。
よくある商材の手法に
「一目の雲をプライスが抜けたら」
「雲の色が変わったら」
などとあります。
これ・・・遅くないですか?
そのままでは使えないですよね?

こちらは
MT4のカスタムインジケーターの前に動いていない雲です。
こちらの方がまだましです。
一目の雲の弱点

一目の雲は
- 遅い
- レンジに弱い
という大きな弱点があります。
特にレンジでは逆サインもよく出ています。
こんなのに従っていたらあっという間に破産です。

一目をベースにした商材屋さんが「レンジの時は逆サインになる」とか言ってましたが、そのサインが出るころにはもうみんな負けてます。
それにどうやってレンジと判断させるんでしょうか?
後付けなら何とでも言えます。
一目雲の弱点への対策

- スパン2 52期間の半値の26期間前出し を SMA52を26期間前出し
- スパン1 (基準線+転換線)÷2を26期間前出し を EMA20の26期間前出し
にしてみました。
これで多少は見やすくなりました。
重要なのはスパン2相当のSMA52の向きです。
このSMA52の先が反対方向を向いている時には、トレードしない方がいいです。
一目均衡表の4つの各パーツ 基準線と転換線

基準線と転換線です。
基準線は9期間の半値、転換線は26期間の半値です。
この2本はそのまま使えますが、せっかくなのでSMA化させてみました。


転換線をMAに変換にプラスして、基準線を26期間のボリンジャーバンドに変換してみました。
これでスクイーズなどの状況もわかります。
ボリンジャーバンドのくわしい解説はこちらです。
一目均衡表の4つの各パーツ 遅行線

一目均衡表で一番厄介なのが「遅行線」です。
今のプライス VS 26期間前の終値 で比べています。
人によっては「遅行線だけでトレードできる」らしいですが、私には無理でした。
あなたは遅行線だけでトレードできますか?
・・・これって別に前に出してもおんなじですよね?

ということで1期間のSMAを26期間前に出してみました。
さらに1期間だとカクカクして見にくいので、EMA3にしてみました。
一目均衡表をMA化したチャート


一目均衡表をMA化したチャートです。
もう完全に別物で一目研究者から怒られそうですが(笑)、私にはこの方が見やすかったから、一時期これを使っていました。
上にあげた数値設定から、さらに少しだけアレンジも入れてますが、オリジナルなので画像だけです。
設定数値は自分で気に入るように調整してみてください。
ちょっといじればできることなので、あなた自身で検証してみたほうがいいように思えます。
⇒極秘のFX特典のGET方法に設定数値を入れておきましたので、気になる人は使ってみてください。

このチャートで見るべきところは「青MA(基準線相当)と水色MA(スパン1相当)の並びや向き」です。
これが短期の方向を示しています。
オレンジMA(スパン2相当)はだいぶん先にずれているので、オレンジMAの先の向きも気にしてください。
エントリーのタイミングは緑(遅行線相当)とピンク(転換線相当)のブレイクです。
ストップは直近高値or安値です。
うまくいけば、ボリンジャーバンドのエクスパンション第一の終息サインまでポジションを引っ張れます。


私のオリジナル、一目MA化チャート+です。
さらにサブチャートには、お気に入りのオシレーターで利確のタイミングも出しています。
・・・とこのように、自分が使いやすいようにアレンジしてもいいんですよ。
大事なのは「それで勝てるか?」ですからね。
基本設定じゃないと・・なんて誰が決めました?
あなたが勝てるなら何でもいいんですよ。
みんなが同じ設定・・狙う方からすればカモの動きが読めて楽じゃないですか?
よく考えてみてくださいネ。
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一目均衡表のまとめ
一目均衡表は日本生まれのインジケーターです。
解釈が難解すぎて、一般トレーダーには扱いにくいものです。
一目均衡表を心底理解する = FXで勝てる 訳ではありません。
ただ使える部分もあるので、あなたが使いたければチャレンジしてみてもいいでしょう。
上にあげたように、全部MA化させるのも一つのやり方です。
自分なりにいろいろ工夫してみてくださいね。
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一目均衡表ってなんかすごそうですね。
でもどうやって使うんだろう?