
FXでは避けては通れないストップ狩りは日常茶飯事で行われています。
- カモのポジションはもれなく損切りさせて利益化するため
- 本物のトレンドには勝ち組のポジションしか乗れないようにするため
です。無慈悲ですよね。
FXで勝てない原因の上位を占める問題です。
この記事ではストップ狩りに対する対策や、おすすめのFX会社の紹介もしています。
ストップ狩りって何?っていう初心者さんは、ぜひ見ておいてくださいね。

私もストップ狩りにかなり苦しめられてきました。
でもめげてなんかいられません。
ストップ狩り = 大口の動きですから、ついていくのがいいんですよ!
では本文を始めます。
↓↓下の目次はクリックできます。気になるところをクリックしてみてください↓↓
クリックできるもくじ
FXのストップ狩りとは何でしょうか?
FXのストップ狩りとは、主に個人投資家のストップ(損切り)を意図的に発生させる、損切りさせることです。
それによって相場の値動きが加速して、利益を得ることができるという方法です。
そのままトレンドになっていく場合と、何事もなく元の動きに戻っていく場合があります。
どちらにしろイライラが募り、腹が立つ値動きです。

FXでのカモは「日本人」なんだそうです。
ちょっと腹立ちますよね?
まじめな日本人はちゃんと(負けるための知識を)勉強してFXに挑戦します。
だからきっちりカモになってしまうんです。
つまり日本にあるFXで勝つ知識は疑ったほうがいいと思いませんか?
有料の情報商材ももちろん、有用とされるインジケーター、さらに設定数値も怪しいと思って正解です。
FXのストップ狩りの例

ここではいろんな場面での「ストップ狩り」の現場を見ていきます。
あなたのトレードにもよくある現象ではないですか?

教科書通りなら、緑の矢印の水平線を基準にしたレンジで、それぞれ緑の矢印の先にストップがあります。
- 下の緑の矢印のあたりにはそこでロング(買い注文)した人のストップ(売り注文)+ブレイクアウト狙いのショートの指値(売り注文)があります。
- 上の緑の矢印のあたりにはそこでショート(売り注文)した人のストップ(買い注文)+ブレイクアウト狙いのロングの指値(買い注文)があります。
- 上下の赤の矢印のように緑のあたりのレンジのストップに対して、ブレイク後戻しています。
- これで上に書いたいろんなストップは全滅です。

下降トレンド中の戻しに、ショートエントリーした人が置いたストップが緑の矢印のあたりです。
それを絶妙に赤の矢印のローソク足がヒットしてから下降トレンドが再開しています。
これって「私のポジションが狩られてからトレンドが再開すんですけど?怒」のパターンですよね?

大きな流れは「上昇トレンド中の押し目です」。
白矢印のローソク足でロングできて「これでトレンドに乗れた♪」と思ってたら、赤の矢印で2回、いやらしくストップが狩られてから上昇トレンド再開。
これって「私のポジションが狩られてからトレンドが再開すんですけど?怒」のパターン2ですよね?

だれですか?トレンドに乗ってれば勝てるって言ったの??
もー泣きたくなります。
FXのストップ狩りに対する対策

「FXのストップ狩りに対する対策」は正直言って難しいです。
なぜかというと、
- トレンド反転の可能性
- トレンドが加速する可能性
の二つが同時に考えられる場所だからです。
だましのブレイクアウトではなく、トレンドが反転する本物のブレイクアウトだと、ストップを大き目にとっても無駄になるから
おとなしく損切りをして、新しいトレンドに乗ることを考えましょう。
この場合はストップを大き目にとると、うまく避けられることもあります
(それでも出来ないこともあります)
もう一つの選択肢(安全策)




各状況でストップ狩りが出てから、新しく入れた青の矢印まで待ってエントリーというのが、ストップ狩りに対する安全策の案です。
「これはすごい!!」
「これならストップ狩りもこわくない!!」
と思うかもしれませんが弱点もあります。
- エントリーが遅くなる
- だましが起きないとエントリーができない(見送る)こともある
- 値幅が少なくなる
などの問題もあります。
普通のエントリーと安全策エントリー、どっちもどっちなんです。
好きな方を選ぶといいですよ。
あなた自身のエントリー方法をじっくり考えて作ってください。
ひとつでも「自分の勝てる形」ができれば大きな自信につながりますよ。
いろいろ試してみたい人は、
⇒ 特典付きでFXの練習をしてみる のはいかがでしょうか?

スキャルパーの私の考えでは、動くチャートをながめているとメンタルにマイナスになるので、エントリーを二つに分けて考えます。
①普通のエントリーをして、だましが起きる前にそこそこで利確して逃げておく
②だまし確認後に、本玉でじっくりトレンドに乗っていく
このようにあなたなりの形を見つけるといいですよ。
ちなみにだましが起きやすい時間帯もあります。
よく検証してみてください。

サブチャートのオシレーターはただのストキャス+スローストです。
15.3.3で同時表示させています。
こちらもじっくり検証して使えそうなら使ってみてください。
もう一つのストップ狩り

まだあるの??うんざり!と思うでしょうけど大事なのでお付き合いください。
これは「FX会社による意図的なストップ狩り」です。
最近はないかもしれませんが、実際はわかりません。
昔はけっこうありました。
「FX会社による意図的なストップ狩り」はどういうことでしょうか?

私がやられたのはこんな状況でした。
私は当時MT4のチャートと、エントリー用の日本のFX会社のチャートの2社を見比べていました。
上昇トレンド中に含み益は100pipsを超えていました。
いつものように1分足をじっとながめていると、日本のFX会社のチャートだけ、100pips以上の特大陰線が出ていて、MT4にはティックにも記されていないことがありました。
私のお宝ポジションがぎりぎり狩られてあぜんとしていると、日本のFX会社のチャートでは何もなかったかのように、その大陰線は消えていました。

即FX会社に電話をしました。
も―頭にきて「今ストップ狩りしたよね?ね?ね?どうなってんの!!!」とまくし立ててた覚えばあります。
結局FX会社は一部チャートのエラーとかで謝ってきまして、その時のポジション分約100pips補填してくれました。
どこの会社かはヒミツです。
それ以来日本のFX会社は使っていません。
「NDD方式」「DD方式」とは何でしょうか?
NDD方式とは「No dealing desk」の略で、インターバンク直結のFX業者です。
最大のメリットは、このFX業者はレートの透明性・信ぴょう性が保証されているということです。
あなたがトレードするほど、スプレッドの手数料が入り、FX業者の利益になります。
デメリットは、DD方式のFX業者よりスプレッド(手数料)が高めということです。
もう一つの方式があり、「DD方式」といいます。
こちらは顧客の注文をFX会社が判断しています。
必要ならば市場に流すし、そうでないなら自社で反対売買しています。
このDD方式のFX業者のメリットはスプレッドが安いことです。
デメリットは「あなたの負け注文は、そのFX会社の利益になり、不透明だということ」です。
FXのストップ狩りについてまとめ
FXのストップ狩りについて、いろいろ書いてみました。
上のように2種類あります。
FX初心者さんはきっと知らないことばかりだったはずです。
この記事で対策も書いてきましたが、どうするかはあなた次第です。
できればひどい目に合う前に、知っておくだけで対応も変わってくるはずです。
あなただけのやり方を決めていくといいでしょう。
免責事項:
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、筆者が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、筆者は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、あなたご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、筆者が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ずHP下記のお問い合わせからご連絡ください。
トレンドに乗ってるはずの私のお宝ポジション、どこいったーーー